[☆4] 二ノ国 白き聖灰の女王 リマスター版をクリアした感想

Steamで「やや好評」のRPG、二ノ国 白き聖灰の女王 リマスター版をクリアまでプレイしたので、その感想を書いてみたいと思います。

二ノ国 白き聖灰の女王 リマスター版ってどんなゲーム？

二ノ国 白き聖灰の女王は2010年に発売されたRPGのリマスター版です。

ゲーム制作はレベルファイブですが、絵柄を見てわかるとおり、スタジオジブリが制作協力していて、音楽も久石譲さんという、ジブリ映画のような世界観をゲームで楽しめる作品となっています。

基本的には3DのRPGで、シンボルエンカウントで戦闘になります。

戦闘では、各キャラクターの操作だけでなく、仲間になるモンスター、イマージェンを操作して戦闘します。

魔法を駆使して、クエストや謎解きをしながら物語を進めていくRPGです。

イベントで、スタジオジブリ渾身のアニメーションシーンが入るので、とても見ごたえがあるRPGです。

二ノ国 白き聖灰の女王 リマスター版をプレイした感想

二ノ国 白き聖灰の女王 は、ジブリの世界感に浸りながらのんびり進められる作品でした。

ストーリーとしても、子供向けというわけではなく、大人でも楽しめるようなそれなりに複雑なストーリーで、謎が気になって進めたくなるようなストーリーとなっていました。

イベントシーンや、ムービーシーンのアニメはさすがのクオリティーで、アニメ映画を見ている感覚で楽しめます。

ただ、気になったのは戦闘システムでした。

基本的にプレイヤーキャラクターか、イマージェンを操作して戦闘するのですが、それ以外のパーティーメンバーは自動で戦闘に参加します。

作戦支持もできるのですが、簡単なものからしか選べないので、ちょっと強い敵と戦闘になると、回復が追いつかなかったり、やたらMPを消費したりするので、頻繁に操作キャラクターを切り替える必要があるのですが、これがなかなか面倒です。

また、魔法やアイテムなどを使用しても、その発動までに別のスキルが発動すると、使用したものがキャンセルされるので、入力し直しになるのもかなりストレスに感じました。

そういった戦闘システムの操作面がストレスに感じたので、攻撃連打で倒せるようにかなりレベル上げてすすめていました。

戦闘システムだけが気になりましたが、ゲーム全体をしてはとてもおもしろいRPGでした。

ジブリ作品が好きな人におすすめのRPG

二ノ国 白き聖灰の女王 リマスター版は、ジブリ作品が好きな人におすすめしたい、RPGでした。

ゲームの難易度はそれほど難しくないので、ストーリー重視でも楽しめると思います。

ジブリ作品といっても、宮崎駿さんや、高畑勲さんが関わっているわけではないので、そういった魂が込められているわけではないですが、そういったジブリ作品を作られてきたスタッフによるデザインやアニメーションは、他のゲームでは見ることができない美しさがありました。

二ノ国は2もあるのが、また二ノ国2をプレイして感想を書きたいと思います。