はじめましての方ははじめまして。
当ブログ管理人のDAsanです。
昨今の物価高騰にともなって、わたくしDAsanがやっているギターエフェクターの個人ブランドD.A-project製品の価格の値上げを決定しました。
それについて、個人的に考えたとこと、ものづくりを10年以上しているから解る、現状の物価高騰の異常さについて書いてみたいと思います。
個人ハンドメイドブランドD.A-project製品の値上げについて
仕入れしている部品が徐々に高騰していていて様子を見ていたのですが、為替回復にも関わらず、世界的な物価高騰の方が影響が大きいと思い、2023年2月からD.A-project製品の全点の値上げを決定しました。
それについてはD.A-projectのHPにて公開しています。
D.A-project
https://daprojecteffector.com/?p=6099
できる限り、ギタリストにとって買いやすいハンドメイド製品として売っていきたいと考えていたのですが、
これからも続けていくために、値上げの判断をいたしました。
Amazonでの販売分も合わせて値上げとなるので、Amazonで購入予定の方は現状の価格で買いたい場合は1月中にご注文ください。
10年ハンドメイド製品を作ってきて見える急激な物価高騰
こちらの価格を見てください。
ある部品の価格推移
2011年11月仕入れ単価 700円 D.A-Booster販売開始当時
2021年10月仕入れ単価 804円 この価格はある程度長い間安定
2023年1月仕入れ単価 1,129円 現在の仕入れ価格
D.A-Boosterを販売開始した2011年は12,000円で販売開始し、当時の為替相場は1ドル80円という円高でした。また上で例を上げた部品の価格は当時700円でした。
販売開始当時5％だった消費税も、2014年に8％になり、現在は10％となり、D.A-Boosterの価格はそういった状況に合わせて少しづつ値上げをせざるをえず、現在MusicLifeさんの価格で14,500円となっていますが、
今回は様々な要因が重なり、かなり短い期間で一気に物価が高騰したので、様々な製造、販売メーカーも大きく値上げするしか無い現状だと思います。
実際にこうやって数字を並べると、いかに現在が一気に物価高騰しているかが解ると思います。
製造販売する側も値上げをしたら、売上が下がるというのを考えるので、好き好んで値上げをしたくないはずです。
それでもしなければ続けていくことが出来ない。そのための苦肉の策だと思います。
消費者側に立つと「まじかよ」と思うこともありますが、こうしてものづくりを続けていると、作る側、販売する側の気持ちも解ってきますね。
いかに現状がこれまでと違うレベルで物価が高騰しているかをものづくりしている側として、伝えられればと思い、書いてみました。
消費者として好きな製品が高額になるのは残念ですが、これから先にも作り続けてくれたほうがいいので、しょうがないですね。
それではまた次の記事でお会いしましょう＾＾
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