はじめましての方ははじめまして。
当ブログ管理人のDAsanです。
DAWでギターをラインで録音してアンプシミュレーターを複数のギタートラックに掛けようとすると、どうしてもパソコンの負荷が掛かってしまって作業が出来ないという事で悩んでいる方もいると思います。
そんな方のために、Studio oneとBIAS FX2を例に上げて設定方法を紹介します。
かけ録りのメリットとデメリット
かけ録りのメリットはあとからアンプシミュレーターなどの重たいエフェクトを掛ける必要がなくなるので、DAWでの作業の負荷軽減になります。
デメリットとしては、あとからギターからアンプまでの音を調節が出来ないという点です。
しかし、ちょっとした調整ならあとからEQやコンプで調整できるので、ギターの音の基本的なサウンドを予め作っておいて、それを録音したほうがパソコンの負荷を抑えられるので、あとの作業がストレスなく出来ると思います。
実際に、プロの現場はアンプにマイクを立ててその音を録音しているわけですから、同じようなものだと思うといいんじゃないでしょうか。
Studio oneでBIAS FX2をかけ録りする方法
Studio oneのミックスの画面を開きます。
この画面の左下の「入力」をクリックします。
するとこの様に入力音声のレベルメーターが開き、上にインサートがあります。
これにBIAS FX2を設定することで、入力されたギターの音にBIAS FX2がかけられて、この入力が設定されたところに、このBIAS FX2がかかった状態で入力されるので、かけ録りが出来ます。
この方法で、入力時に入れておきたい様々なVSTエフェクトを設定できるので、便利な機能だと思います。
実際にどれくらいパソコンへの負荷が変わるのか
ギターの音4本それぞれにBIAS FX2をあとから掛けて再生しているときはこれくらいです。
わたくしDAsanが使っているCPUはRYZEN 7 2700という8コア16スレッドのそこそこ強いCPUでこれくらいです。
これをかけ録りした場合は、この4本にかけたBIAS FX2がいらないのでOFFにして再生すると、
これくらいですみます。
25%負荷が8%負荷まで軽減されているので、これはかなり大きいと思います。
またギターを録る時にレイテンシーを下げるために、バッファーサイズを下げて録音すると思うので、その時にこの影響は大きく出ると思います。
まぁそれくらいVSTプラグインとしてはBIAS FX2は重たいアンプシミュレーターという事にもなりますけどね。
かけ録りする時のコツ
かけ録りした音を後から大きく変えるのは大変なので、コンプや歪ペダルなどのエフェクト数個とアンプ・スピーカーのセッティングくらいの音を録ると良いと思います。
空間系などは、あとからプラグインで調整しながら掛けたほうが良いと思います。
また、安い価格帯のオーディオインターフェースを使っている方は、ギターを直接オーディオインターフェースに指すのではなく、自分好みのプリアンプを通したほうがある程度整った音で録れると思います。
わたくしDAsanは、自分で作っているD.A-Boosterを使っています。
また、プロのレコーディングもされているギタリストの知人もプリアンプを通してオーディオインターフェースに入力してレコーディングされていました。
このときに、オーディオインターフェース側のインプットの設定はギターようではなくLINEの設定にしてくださいね。
それではまた次の記事でお会いしましょう^^
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