「ChatGPT」などのテキストチャットAIは有名ですが、無料版を使っているとすぐに利用制限がかかってしまうし、ちょっとした利用だけど課金するのに20ドルは高く感じる。
そこで最近Google検索に追加されたAIモードが結構使えて便利だと思ったので、いろいろ使ってみてどういうことができるのか試してみたので、課金不要でGoogleのAIモードを最大限に活用する方法をご紹介します。
ChatGPTの無料版は制限が気になる…そんな人こそGoogle AI

無料ので使えるAIツールとして広く知られているChatGPTですが、利用者が集中する時間帯や、一度に多くの文章を生成しようとすると、すぐに利用制限がかかってしまうことがあります。せっかくアイデアが浮かんで文章を書き始めたのに、途中でストップしてしまうのは結構ストレスです。
そこで課金して使えるPlusのプランがありますが、20ドルからです。日本人の感覚的にはサブスクに3000円は高いと感じると思います。
その点、GoogleのAIモードは、検索エンジンの延長として提供されているため、日常的な利用であれば課金を気にすることなく、ほぼ無制限に利用できます。「ちょっとした調べ物」から「ブログ記事の作成」まで、幅広い用途で頼れる相棒となってくれるでしょう。
GoogleのAIモードが日々のタスクに役立つ理由
1. リアルタイムの情報に強い

GoogleのAIは、常に最新のウェブ情報を参照して回答を生成します。そのため、最新ニュースの要約や、新製品の比較、今日の天気予報など、リアルタイムの情報が必要な調べ物に非常に優れています。ウェブ検索で複数のサイトをいちいち見て回る手間が省けるので、効率が格段にアップします。

ChatGPTなどのAIは、最新のデータを検索してくれたりもしますが、普段の使い方による学習次第のところがあります。
これは今自分がよく使っているClaudeに同じ質問をしたものですが、英語圏のニュースがピックアップされました。
この違いは、Googleはアカウントでログインしていたりブラウザの情報から言語圏を特定していたりするので、そういうのも含めて回答してくれているのだと思いますが、
基本的にAIというのは学習しているデータの多さで言うと圧倒的に英語圏のデータが多いわけです。
だから、返ってくる回答もこんな感じで英語圏向けに回答されることはかなり多いです。
これは、依頼するときに「日本で」と入れればいいですし、設定の中に基本情報として日本と入れておくとそれに合わせて回答してくれますが、どうしてもこういうことが起きます。
こういった点を考えると、GoogleのAIモードは手軽に話しかけてちゃんと回答が返ってきますし、最新の情報も扱えます。
2. 参照元が明確で安心

AIが生成した回答には、参照したウェブサイトへのリンクが表示されます。これにより、情報の信頼性を自分で簡単に確認することができます。特に専門的な内容や、正確性が求められる情報の場合、どの情報源に基づいているのかがわかるのは大きな安心材料です。
3. 文章作成がスムーズ

ブログ記事の導入文を考えたり、メールの返信文を構成したり、SNS投稿文のアイデアを出してもらったり。GoogleのAIモードを使えば、こうした簡単な文章作成作業が非常にスムーズに進みます。複雑な設定は不要で、検索窓に質問する感覚で気軽に使えるのが魅力です。
こんな感じで、Wordpressのコードエディターに張り付けできるようにと依頼したらコードブロックに書いてくれるので、コピペしやすいです。
AIモードで調べ物をして、そのまま文章にしてもらうこともできるので、これくらいの利用だったらGoogleのAIモードで十分だと思います。
この記事を作るのにGoogleのAIモードを使った流れ

先ほどのスクショですが、GoogleのAIモードについていろいろ試して、ChatGPTなどのAIとの機能的や価格的な比較を会話してから、このメッセージでこのブログ記事の大体の文脈を書いてもらいました。

そのあとに、メタディスクリプションやタグもAIモードに選んでもらいました。
そもそもGoogleが判定するものをGoogleに作ってもらってるんですから間違いないでしょう。

ということで、お礼を言ってこの書いてもらった記事の7割くらいを自分の言葉に書き換えてこの記事を作りました。
7割書き換えたなら意味ないと思われるでしょうが、全体の流れを作ってくれていればそれにそって書くだけなので、かなり楽にできます。
GoogleのAIモードを効果的に使うためのヒント

GoogleのAIモードをより賢く使うために難しいことをする必要はありません。人に依頼するように話しかければいいだけです。
これはこの記事のために試しに依頼したスクショです。
単純な依頼をしたので、自分の想定している結果にならなかったので改めてお願いします。

狙い通りの票を作ってくれましたが、年収の下限が高すぎたのでまた依頼します。

こうして、会話をするように依頼していって自分のイメージを伝えていけばその通りの回答をしてくれます。
AIを使うというと難しく感じますが、人にお願いするのと何も変わりません。
GoogleのAIモードは無料だからどんどん活用しよう

高度な専門性や、大規模なデータ処理が求められるケースを除けば、GoogleのAIモードは多くのユーザーにとって十分すぎるほどの性能を持っています。
ChatGPTなどの無料版の利用制限や、課金するほど使わないけどAIを活用したいと悩んでいた方や、AIを使ってみたいけど、わからないものに手を出すのが不安な方もGoogleのAIモードなら使いやすいと思います。
日々の調べ物や文章作成が、もっと手軽で快適になると思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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