EARTヘッドレスギターを買って、カスタムしてからギターを弾くのが楽しくなったので、今どきのアンプシミュレーターが欲しくなって、いろいろと試していました。
過去記事:EARTの激安ヘッドレスギターの詳しい仕様と使ってみた感想。ストランドバーグとの違いとブリッジの調整方法
そして選んだのはBIAS FX2 Eliteでした。
なんでBIAS FX2を選んだのか?
なんでEliteを選んだのか?
それについて書いてみたいと思います。
アンプシミュレーターの種類
アンプシミュレーターにも、エフェクターやアンプのような機材として販売されているもの、例えばFractal Audio SystemsのAxe-Fx IIIや、シミュレーターとは少し違いますが、KEMPERも実際にプロの現場でも使われている有名機材があります。
ギタリストとして本格的に活動するなら今はこういった物は必須になってきていますが、家でギターを楽しむだけなら必要ないので、パソコン上で動作するプラグインソフトとしてのアンプシミュレーターを探していました。
プラグインソフトとしてのアンプシミュレーターにも種類があります。
アンプやエフェクターを網羅したシミュレーターと、アンプシミュレーターに特化したものがあります。
Nural DSPというアンプシミュレーターが今は本格的に活動されているギタリストから評判がいいようで、勧められました。
確かに音はめちゃくちゃ良さそうなのですが、Nural DSPはアンプ毎に販売されているのでいろんな音を作っていくには割高になります。
Nural DSP公式サイト
https://neuraldsp.com/
そこで、複数のアンプやエフェクターを網羅しているアンプシミュレーターの中から選ぶことにしました。
候補はAmpletubeとBIAS FX2でした。
AmplitubeとBIAS FX2とGuitar Rigを比較した
AmplitubeとBIAS FX2の体験版をダウンロードしまいした。
使っているオーディオインターフェースがKOMPLETE AUDIO 1なので、すでにKOMPLETEにバンドルされていたGuitar Rig5と比較してみました。
Guitar Rig
Guitar Rig 5はサウンドとしては普通に良いのですが、他と比較するとちょっとだけ立体感が足りないように感じました。
ただ音の差はセッティングでなんとかなるのですが、UIが他のアンプシミュレーターと比べて特殊で、ラックのように縦に積んで行くようになっています。
スプリッターを使ってアンプ2台をミックスすることも出来るのですが、そうなると直感的につかいづらいように感じました。
Naitive Instruments製品を持っていてKOMPLETEを使用しているならバンドルされているので特にこだわりがなければ十分とも言えます。
Guitar Rig6 公式サイト価格 (フル版) 26,800円
アンプタイプ 19種類
エフェクタータイプ 54種類
Amplitube
Amplitubeは本物のアンプと同じデザインのモデルが多いのでアンプ選びがしやすいでした。
音に関してはアンプシミュレーターとしては十分なサウンドですが、他と比べると少し明るい音に感じました。
見た目はアンプやエフェクターの接続がわかりやすいですが、実際にいろいろ触ってみるとちょっと自分としては使いづらいように感じました。
Amplitube5公式サイト価格 €299.99(39,268円)
アンプタイプ 107種類
エフェクタータイプ 107種類
BIAS FX2
こちらが今回購入したBIAS FX2です。
見た目がシンプルなのも気に入った点です。
サウンドについても十分なサウンドで、しっかりセッティングすればどんなサウンドも作れそうです。
サウンドや、アンプ種類、エフェクターの種類は特徴はあるものの他と比べて大きい差はありませんが、他にない機能が2つあり、それがBIAS FX2を購入する決め手になりました。
まずは、Guitar Matchという機能です。
これは、ギターの音自体をシミュレーションする機能です。
ハムバッカーのギターしか無くても、これがあればシングルのサウンドにすることが可能になります。
Elite版は20本のギターのモデルを選べるようになっています。
もう一つの機能は、ToneCloudという機能です。
これはBIASシリーズを使っている世界中の人とセッティングを共有することが出来る機能です。
プリセットのセッティングはどのアンプシミュレーターにもあるのですが、どうも派手なエフェクトがかかったものが多く、結局1から作ることになると思いますが、ToneCloudがあるので、ここから探して調整すして使うことが出来ます。
またプロのセッティングも少しあるのでサウンドメイクの参考にもなります。
こういったGuitar MatchやToneCloudは他にない機能で、かなり有効だと思ったので、このBIAS FX2 Eliteを購入する決め手になりました。
BIAS FX2公式サイト価格 (Elite) 33,076円
アンプタイプ 100種類
エフェクタータイプ 122種類
BIAS FX2 Standard Professional Eliteの違いとEliteを選んだ理由
BIAS FX2には3つのグレードがあります。
Standard 10,951円
Professional 22,014円
Elite 33,076円
と値段もかなり違います。
主に違うのはアンプの種類、エフェクターの種類、Guitar Matchのモデルの種類です。
Standardでも十分な数のアンプやエフェクターがあるので、この中でうまくセッティングすればそれだけでも良いように思ったのですが、ここで考えたのが、ToneCloudを利用して気に入ったサウンドセッティングのアンプやエフェクターが使えない時の悲しさです。
絶対に残念な気持ちになるし、似た音のエフェクターでセッティングすることを考えるとめんどくさいと考えると思います。
また、上に書いた価格は、実際には常にセールをしているのでもっと安く購入できます。
Standard 6,527円
Professional 13,164円
Elite 19,801円
と2021/7/7現在は上記の価格です。
なので、例えばStandardをとりあえず購入しても、絶対に後からアップデートをしたくなると思いました。
それは体験版で感じたのですが、Professional用や、Elite用のアンプやエフェクターが見えているけど、使えない状態で表示されているのでもどかしいと感じる時が来ると思いました。
そこで初めからEliteを購入しておいて、後からまた出費になることを防ごうと考えたためです。
ギタリストは新しい機材が欲しくなるものですからね。
初めから全部使えれば「BIAS FX2 Eliteあるからいいや」って思えると考えてEliteを初めから購入しました。
BIAS FX2 Eliteは買ってよかった。
まず、アンプシミュレーターGuitar Rig、Amplitube、BIAS FX2を比較してみて音に関してはセッティングでなんとかなるレベルで遜色はないように感じました。
なので、後は好みで操作性や独自性で選べばいいと思います。
BIAS FX2 Eliteを購入してしばらくGuitar Matchでいろいろギターの音を楽しんだり、ToneCloudで音を探したりしていてとても楽しんでいます。
またBIAS FX2 EliteにはBIAS Pedalが付いてきて、エフェクターの細かいカスタムが出来ます。
かつてD.A-Boosterを開発していたことの苦痛が思い起こされてすぐに止めましたが、改めて見た限り、実際に回路やパーツを厳選するよりはよっぽど簡単に作れるみたいです。
いろいろギターのサウンドメイクが楽しめるのでいい買い物でした。
それではまた次の記事でお会いしましょう^^
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