Youtubeでゲーム配信を始めようということになり、配信環境を確認するために手持ちのUSBコンデンサーマイクをテストしたところノイズだらけだったので、前々から気になっていたMarantzのMPM-1000というコンデンサーマイクを購入してみました。
驚くのはMarantzという有名オーディオメーカー製で6000円程度という激安価格です。
その価格に対してどうなのか、評価、レビューを書いてみたいと思います。
Marantz MPM-1000ってどんなマイク?
Marantz MPM-1000 公式商品ページ
http://www.marantzpro.jp/mpm-1000/
メーカーページに書いてあったMarantz MPM-1000の特徴はこちら
MPM-1000Jの主な特長
サイドアドレス型コンデンサーマイク
高い感度を誇るカーディオイド指向
滑らかな周波数レスポンス
ウインドスクリーン、ショックマウント、デスクトップスタンド、
XLRケーブル付属
一つずつ解説します。(滑らかな周波数レスポンスについては後で書きます。)
・サイドアドレス型コンデンサーマイク
サイドアドレス型というのに比べて、カラオケ等で一般的によく見る下の写真のようなマイクを上方向から音を拾うハンドヘルド型といいます。
またこのタイプはダイナミックマイクといい、マイクを動作するのにファンタム電源というものを必要としません。
マイクの上の狭い範囲で音を拾います。
コンサートなどまわりの音を拾いたくない環境で手に持って扱いやすいマイクです。
サイドアドレス型というのは手に持たずに、マイクスタンドに取り付けて、マイク側面のロゴやマークの方向から音を拾います。
またこのタイプはコンデンサーマイクといい、マイクを動作するのにファンタム電源を必要とします。
マイクの剥いている方向の音を広く細かい音も拾うことが出来ます。
スタジオなどでノイズの少ない環境で音声収録等に使われます。
・高い感度を誇るカーディオイド指向
カーディオイドというのは向いている方向の音をどのように拾うかという指標です。
カーディオイドというのはマイクの向いている方向に対して感度が高く、反対方向には感動が低いという特性です。
この特性がよりつよいものはスーパーカーディオイドなどと言われており、
全方位の音を拾うものは無指向性といいます。
一般的なサイドアドレス型コンデンサーマイクはカーディオイド指向が多いです。
・ウインドスクリーン、ショックマウント、デスクトップスタンド、
XLRケーブル付属
ウィンドスクリーンは、風や息などの音をマイクが拾いにくくするためのものです。
ショックマウントは、コンデンサーマイクは感度が高いため、マイクスタンドから振動で伝わる足音などの音も拾ってしまうので、それを防ぐためのものです。
デスクトップスタンドはデスク用の小さい三脚ですね。
XLRケーブルというのは、マイク用のコネクターがついたケーブルのことです。
Marantz MPM-1000を開封してみる。
それでは開けていきましょう。
入っているものは上でも紹介した、
本体のマイク
ショックマウント
ウインドスクリーン
デスクトップスタンド
XLRケーブル
取扱説明書
保証書
有名オーディオメーカーだけあって、値段の割にはしっかりした梱包でした。
同梱物で組み立ててみました。
ショックマウントもデスクトップスタンドも金属製でしっかりした作りでした。
6000円程度のマイクの付属品としては十分なように思いました。
ただ、マイクを斜めにセッティングしないと倒れてしまいます。
自分の方向に向けるのであれば自然と斜めにセッティングすることになるのでいいと思いますが、音を拾う対象がある場合は自由にセッティングできるマイクスタンドを別途用意したほうがいいように思います。
Marantz MPM-1000を使ってみる。
Marantz MPM-1000を普段使っているオーディオインターフェースKOMPLETE AUDIO 1に繋いでイヤホンでモニターしてみました。
KOMPLETE AUDIO 1の関連記事
KOMPLETE AUDIO 1の接続不良改善とノイズに対するサポートを受けてみた。
手持ちのAmazon激安コンデンサーマイクについていたマイクスタンドに付けました。
※似た商品
ショックマウントも変えたかったのですが、取付部のネジが合わないのでとりあえず断念。
のちにマイクスタンドは購入しようと考えてます。
Marantz MPM-1000の音声をモニターしてみてまず驚いたのは、ノイズを感じない事です。
安いコンデンサーマイクは感度は高いかわりに、周りの音も拾ってしまいサーという環境音が気になることが多かったのですが、このMarantz MPM-1000ではきっちり声を拾ってくれていて、それ以外の音がほとんど気にならなかったです。
音質に関しては、とてもクリアでフラットに感じました。
ここらへんがメーカー商品ページの特徴にあった、滑らかな周波数レスポンスという点でもあるかと思います。
自分の声はめちゃくちゃこもった声なのですが、それはそのまましっかり出ていました(汗)
このマイクでYoutube配信をしたので、いい声じゃないのでそれでもよければ動画を見ていただくのがいいかと思います。
Marantz MPM-1000は買いか?
Amazon等でよくわからないメーカーの安いコンデンサーマイクがたくさん出ていますが、それらを買うくらいならMarantz MPM-1000を買うのを強くおすすめします。
また、高いコンデンサーマイクで配信されている配信者の方がいますが、マイクはこだわって高級なコンデンサーマイクを使っていても、オーディオインターフェースが一般的な安価なものを使っていたりします。
それでは高いコンデンサーマイクの能力は発揮できてないと言えます。
これは又聞きした話ですが、有名配信者が所属している企業の配信音響のアドバイザーをしている方はプロユースのコンデンサーマイクとオーディオインターフェースを使ってもらって、自身の環境で作ったセッティングのとおりにセッティングのしてもらっていると聞きました。
それだけマイクの音質を受けるオーディオインターフェースが大切ということです。
なので、お手持ちのオーディオインターフェースで十分によさを出せるコンデンサーマイクを選ぶなかでこのMarantz MPM-1000はとてもコストパフォーマンスに優れた商品だと思いました。
そのうち、マイクスタンドを新調して、マイクケーブルをMusicLifeさんで販売してもらっている自分で作っているマイクケーブルに変えて使用しようと思っています。
D.A-project D.A-LINE M
https://musiclife.cart.fc2.com/ca30/319/p-r30-s/
それではまた次の記事でお会いしましょう^^
【ブログ外で投稿主のやってること】
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