歌が上手くなりたいならカラオケ店で練習はNG?!カラオケ店で練習しても上手くならない理由

はじめましての方ははじめまして。

当ブログ管理人のDAsanです。

先日、数年ぶりにカラオケに行ってきました。

久しぶりに歌うので声も出ないし、音程も不安定だったのですが、久しぶりに大声を出せて気持ちよかったです。

ただ、歌っていて気づいたのですがボーカル補正が強くて、カラオケ店で歌っても練習にはならないなぁ、と感じました。

ボーカル補正がどういうものなのかと、歌の練習にならない理由について書いてみたいと思います。

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ボーカル補正とは?

ボーカル補正というのは、歌に対して歌声の音程や、音量を補正してくれる機能です。

これはプロの音楽でも普通に使われている技術です。

楽曲に対して、録音したボーカルの音声が微妙に音程がズレていたり、少し音量を上げたり、下げたりという事を主に音楽を作るミックスという段階でする作業です。

この作業はプロでも基本的にやる作業なのですが、もともとプロのボーカリストの音程や音量は、そんなにズレることはないですし、もしズレたとしても録音し直すので、ミックスで補正するのはボーカル以外の楽器と合わせるためにほんの少し修正する程度のものです。

この処理がリアルタイムで出来るようになり、一般的なカラオケ機器に導入されています。

割りと昔から、ある程度カラオケ機器にはついていたりしました。

ボーカル補正で使われている機能としては主に、オートチューンとコンプレッサーです。

オートチューンと言うのは、音程を調整する機能です。

これを強く掛けるといわゆるケロケロボイスと言われるロボットボイスっぽくなります。

コンプレッサーは、音量を均一にする機能です。

小さすぎる声は音量を上げて、大きすぎる声は音量を下げてある程度一定にする機能です。

これらを普通に聞いても気づかないように自然に聞こえるように上手く調整されていることが多いです。

歌が本当に上手い人は気づかない。

久しぶりのカラオケで、そのメンバーには昔、一緒にバンドをやっていたボーカルがいました。

そのボーカルに「けっこう補正されるね」というと、「そう?」と気づいていませんでした。

それを聞いて思ったのですが、本当に歌が上手いとボーカル補正をほとんどする必要がないから、その差がわからないんだなと気づきました。

そのボーカルは今でもたまにオープンマイクに参加して歌っているようなので、相変わらず上手いですし、むしろ上手くなってたなと思いました。

一方、わたくしDAsanは音楽活動から離れ、歌うこともなくなり、体力も無くなったので、音程をキープする体力も、歌いきるスタミナも、なにもかも衰えたので、歌うのは下手なのですが、自分が「音程キープ出来てないな」とか、「声量が足りねぇ」って時にもスピーカーからはそれなりに歌えている声が聞こえてきていたので、ボーカル補正されていることがハッキリわかったんですね。

ただ、そういう機能や効果がどうやって反映されるかわからない一般的な人は気づかないと思います。

カラオケでのボーカル補正の必要性

カラオケは基本的に誰でも歌を楽しむための場所です。

そのために誰でもそれなりに上手に歌えていたほうが、楽しいですし、気持ちいいです。

なんとなく歌っても上手く歌えているように聞こえたら気持ちいいでしょうからね。

そういう理由で導入されているので、それ自体はメリットしか無いので良いことだと思います。

わたくしDAsanみたいに音の違いがわかるような人は、気になっちゃうわけですけどね。

歌の練習でボーカル補正は不要

昔、バンドを組もうと思った時に、ボーカルを募集するわけです。

ボーカルになりたい人はたくさんいます。

そして、そういう人たちの歌の自信はカラオケで培っている事が多いです。

そういう人は、スタジオに入って合わせて見た時にすぐにわかります。

声量が足りなすぎる、本来の自分の声を聞くことに慣れていないから音程も取れなくなる。

そういう人をたくさん見てきました。

そうしてバンドメンバーと「歌じゃなくて、カラオケが上手いだけの人だったな」と、よく話していました。

歌が上手くなりたい人にとっては、自分の本来の歌声が解りづらいので、ボーカル補正はあまり良くないという事になりますね。

しっかり歌の練習をするためには?

カラオケはどこにでもあって、値段も安いので利用しやすいのですが、ボーカル補正が気になります。

このボーカル補正を完全にOFFにする方法があるのかは機器によって違うので難しいですね。

以前、音楽活動をしていた時にボーカルレッスンを受けていたことがあったのですが、そのときに言われたのは、エコーをゼロにして練習すればいいと言われました。

また、よく聞いて、自分が歌った声の感じと違う音程・音量が出ているのをわかるようになれば、そうならないように歌うことで練習になるかもしれません。

また、バンドをやっていた身からすると、たまには音楽スタジオに入って、歌う練習をするのが一番いいと思います。

カラオケ音源を持っていって流しながら歌えば、一番ダイレクトな音を聞きながら、カラオケよりもちゃんとした音で練習できるので良いと思います。

音楽スタジオも、個人レッスンで借りれば結構安いので、お近くの音楽スタジオを探してみてはどうでしょうか?

 

今回のことで、カラオケメーカーの機器によってボーカル補正の具合や、設定が出来るのかが気になってきました。

これからカラオケに行くときは注意して見てみて比較してみようかなと思いました。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

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