intel ARC A750の実力はいかに?GTX1070から交換した結果

はじめましての方ははじめまして。
当ブログ管理人のDAsanです。

ずっとGTX1070を使ってきましたが、さすがにそろそろ新しいグラボにしたいと思って、いろいろと比較して購入したのがintel ARC A750です。

今、A750を選んだ理由と、ベンチマークの結果や、実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います。

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intel ARC A750を選んだ理由

現状で新しいグラボの中から、なんでintel ARC A750を選んだのかについてですが、

まず、グラボではいちばん有名なNvidiaのRTXですが、新しいモデルの一番安いモデルがもうすぐ発売になります。

RTX 4060 Ti

RTX 4060

一番安いモデルで、この価格です。

いろいろと高騰しているとはいえ、ぜんぜん安くはないですね。

次に、AMDも新しいラインナップの安いモデルが出ています。

RX 7600

Nvidiaにくらべると1万円くらい安くはなっていますが、一昔前のグラボの価格帯を知っているとまだ、お高いように感じます。

では、性能の差はどれくらいあるのかというと、

いつもCPUやGPUの性能比較で参考にさせてもらっているこちらのサイトさんのデータを見てもらいます。

GPU(グラフィックボード)性能比較表【2024年最新版】
最新のGPU(グラフィックボード)の性能比較表です。ゲーム用のベンチマークスコアを掲載しています。単純計算ですが、コスパとワットパフォーマンスも載せています。

Nvidia、AMD、intelの安価最新モデルと元々使っていたGTX1070の比較表です。

これをみると、どれもGTX1070からだと倍くらいの性能向上になるわけですが、

一番高いRTX4060TiはA750を上回る性能があり、それ以外はA750以下に収まっています。

価格を考えるとA750が安く手に入るならかなりコスパがいいように感じます。

実際にA750が安く手に入った時期もあったようで、その残りなのかA750を29,800円で見つけたのでこの表とにらめっこしながら、購入する決断をしました。

個人的にintelのグラボという意味で新しい物が気になるというのもあったので、購入する判断になりました。

今価格をみるとまた値上がりしているので、値下がりを狙って買うならいいと思いますが、基本的におすすめするのはグラボとして信頼性のあるNvidiaです。

intel ARC A750開封の儀

intelらしい青い箱で届きました。

アタッシュケースのように箱が開いて、グラボがあります。

内容は本体のみと言っていいくらいで、あとはintel ARCのシールとちょっとした注意事項が書かれた冊子だけでした。

NvidiaやAMDの安いモデルに比べて、めちゃくちゃ質感がいいです。

シンプルな見た目で、放熱フィンや出力コネクター部なども黒に統一されていて洗練されたデザインになっています。

なんでこれがこの値段で売られてて、他はこれより高いんだよ!って思っちゃうほどです。

PCに取り付けて、起動するとサイドのロゴが白く光ります。

虹色じゃなくシンプルでいい感じです。

色のコントロールはできなさそうです。

intel ARC A750を搭載するときのBIOSとWindowsの設定

intel ARC A750を使用する場合はBIOSの設定が必要です。

Resizable BARに対応したBIOSバージョンで、Resizable BARを利用できるようにします。

しかし、それだけではアイドル時にもかなり消費電力が大きくなるようです。

実際に見てみたところ、アイドル時でも50W程度で推移していました。

そこで、BIOSで以下の設定をしました。

intelチップセットの情報はありますが、AMDチップセットでの情報がなく、自分なりにやってみた設定です。

intelチップセットの場合はASPMの設定をすればいいみたいです。

Asus PRIME TUF GAMING B550の場合

Advanced → APM Configuration

Energy Star Ready ー Enabled
CEC Ready ー Enabled

これらの設定が正しいかどうかは不明なので参考程度にしてください。

これらを設定して、Windowsの電源オプションを設定します。

PCI Expressの電源管理を「最大限の省電力」にして、再起動します。

これでアイドル時に15W程度に収まりました。

GTX1070とintel ARC A750をベンチマーク比較

GTX1070の状態でのベンチマーク結果と、intel ARC A750に交換してからのベンチマーク結果を比べてみたいと思います。

まずは、3DMARK TIME SPYです。

こちらはGTX1070での計測結果です。

そしてこちらがintel ARC A750の計測結果です。

グラフィックスコアが倍になっているのがわかるので、想定通りの結果が出ています。

計測中もあきらかにヌルヌルになって、見た目で違いがわかるレベルでした。

続いてFF14ベンチマークの結果

こちらがGTX1070での結果です。

こちらがintel ARC A750での結果です。

スコアは下がっていて、ローディングタイムは縮んでいます。

かなり軽いゲームなので、これくらいの誤差はグラボというよりは、CPUによる頭打ちのようにも感じます。

続いて、新しいブループロトコルのベンチマーク

GTX1070での結果です。

GTX1070で何度か測定していたのですが、交換前に初めて1万を超えました。

いつもは9000前後なんですけどね、意地を見せてくれたのかもしれません。

そしてintel ARC A750の結果です。

スコアも向上して、ローディングタイムも縮んでいます。

このように流石にGTX1070は古いグラボなので、ベンチマークのスコアではある程度差が出ています。

さらに動画エンコード時間を比較しました。

H.264 ビットレート10000kbpsでの動画エンコード時間です。

intel ARCは動画エンコードが優秀という評判通りかなり早い結果になりました。

また、AV1というより綺麗で圧縮率の高いビデオコーデックのハードウェアエンコードにも対応しているのですが、使っている動画編集ソフトFilmoraでは、まだAV1のハードウェアエンコードが対応していなかったので、テストできませんでした。

intel ARC A750の性能としては満足の行く結果になりました。

intel ARC A750を実際に使ってみた使用感

intel ARC コントロールというアプリでドライバーの更新や、様々な設定ができます。

グラフィックの設定画面もあります

しかし、NvidiaやAMDのように細く設定はできないようです。

シンプルと言えばシンプルですが、大丈夫なんか?とも思います。

NvidiaやAMDと同じように、録画や配信機能もついています。

こちらもショートカットキー設定が3つしか無くて、肝心の録画開始・終了のショートカットキーがありません。

intel ARC コントロールでパフォーマンスの設定もできるのですが、

ファンコントロールが効いてる感じはありません。

常に1000BPM以上で回っていて、アイドル時でもファンの音がします。

ファン速度コントロールで「自動」「ファンカーブ」と選べて、「ファンカーブ」で設定できるのですが、設定した通りの動作はしてくれません。

こういった機能面でまだまだNvidiaやAMDには追いついていないので、今後のアップデートに期待したいところです。

また、ベンチマークスコアは出ていましたが、実際にゲームをプレイしてみた感覚としては、GTX1070と大きく違いは感じませんでした。

むしろたまにカクつくように感じました。

このあたりもドライバーの成熟がまだまだなのかもしれません。

こういったこともあり、おすすめはできませんが、個人的には伸びしろを感じられて成長を楽しもうと思っています。

おすすめは、NvidiaやAMDですね。

またintel ARC A750を使っていて気づいたことや試してみたことがあれば記事に書こうと思います

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

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