高速なのに発熱が少なく省エネなM.2 SSD KIOXIA EXCERIA PLUS G4をGen4環境でベンチマークテスト[PR]

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はじめましての方ははじめまして。
当ブログ管理人のDAsanです。

KIOXIAのPCI Express® Gen5に対応したEXCERIA PLUS G4シリーズのSSDを、PCI Express® Gen4環境でもその性能の恩恵がどれくらいあるのかベンチマークやゲームなどでテストしてみました。

この記事はKIOXIA様およびその販売代理店であるバッファロー様よりEXCERIA PLUS G4シリーズの2TBのSSD SSD-CK2.0N5PLG4Nの提供を受けて書いているPR記事です。

KIOXIA キオクシア は元東芝メモリの国産メーカー

キオクシア株式会社について | KIOXIA - Japan (日本語)
キオクシア株式会社の会社概要をご紹介します。キオクシアはフラッシュメモリとSSDのリーディングカンパニーとして、新しい価値を生み出す製品・サービスを提供します。

もともとの東芝メモリが2019年にブランド名を刷新したのが現在のKIOXIA キオクシアです。

メーカーはもちろんですが、SSDに搭載されているフラッシュメモリの工場も国内という、現在では数少ないPCパーツの純粋な国産メーカーです。

しかも、今では様々なところで当たり前に使われているフラッシュメモリは東芝が発明したものです。

また、販売やサポートはルーターなどの国内メーカーでおなじみのバッファローが対応しています。

信頼性の高さは間違いなしといえます。

KIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズのスペック

EXCERIA PLUS G4 - NVMe™対応 SSD | KIOXIA - Japan (日本語)

KIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズの主な特徴は以下のとおりです。

  • PCI Express® 5.0に対応したハイパフォーマンス
    シーケンシャルリード最大10,000MB/s
    シーケンシャルライト 1TB最大7900MB/s 2TB最大8,200MB/s
  • 電力効率が向上
    消費電力が少なく、PCI Express® 4.0対応のマザーボードでもその性能をフルに発揮できる。
  • 放熱をサポート
    ラベルがヒートスプレッダーになっており、放熱効率を高めて、安定した性能をもたらします。

NVMe SSDの読み書き性能としてはPCI Express® 5.0対応ということで、この記事が書かれている時点では最高スペックと言えます。

また高速になるほど、消費電力やそれにともなう発熱は気になるところですが、電力効率の向上と放熱をサポートすることでその速度を活かせるように作られているのがこのKIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズの特徴のようです。

KIOXIA SSD-CK2.0N5PLG4N を開封する

高速なのに発熱が少なく省エネなM.2 SSD KIOXIA EXCERIA PLUS G4をGen4環境でベンチマークテスト[PR]

今回ご提供いただいたのはKIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズの2TBのSSD SSD-CK2.0N5PLG4Nです。

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開封して同梱物を確認しました。

SSD本体と、日本語の取扱説明書という一般的なシンプルな内容です。

初めてM.2 SSDを交換する人にも日本語の取扱説明書と、日本語のサポートが受けられるのはいいと思います。

ただ、稀にM.2 SSD取付用のネジが付属していることがありますが、SSD-CK2.0N5PLG4Nにはついていないので、すでにパソコン側でついているネジを無くさないように注意しましょう。

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こちらがSSD-CK2.0N5PLG4Nの本体ですが、一見すると紙シールが貼られているだけでヒートスプレッダーを兼ねているとは思えませんでした。

以前にM.2 SSDを探していたときに当然国産メーカーのKIOXIAも候補にあったのですが、金属プレートじゃなかったので除外した記憶があるのですが、ちゃんと調べたら良かったなぁと思いました。

このヒートスプレッダーの効果も実際に動作させてみて温度を見てみようと思います。

KIOXIA SSD-CK2.0N5PLG4NをPCIe® 4.0環境でテスト

高速なのに発熱が少なく省エネなM.2 SSD KIOXIA EXCERIA PLUS G4をGen4環境でベンチマークテスト[PR]

今回このSSD-CK2.0N5PLG4NをテストするPCのスペックは以下のとおりです。

  • CPU : AMD Ryzen 5 5600
  • グラボ : ASUS Dual Radeon™ RX 7600 OC Edition 8GB GDDR6
  • メモリー : DDR4-3200 32GB
  • マザーボード : ASUSTUF GAMING B550M-PLUS

わたくしの環境ではPCIe® 5.0に対応しておらずPCIe® 4.0での動作テストとなります。

今回動作テストでKIOXIAのSSD含め手持ちの3つのM.2 SSDで比較します。

  • PCIe® 3.0対応 S社 1TB
    シーケンシャルリード3200MB/s シーケンシャルライト2800MB/s
  • PCIe® 4.0対応 A社 2TB
    シーケンシャルリード5000MB/s シーケンシャルライト4200MB/s
  • PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB
    PCIe® 5.0使用時シーケンシャルリード10000MB/s シーケンシャルライト8200MB/s

ベンチマークテスト CrystalDiskMark

まずはストレージの読み書き速度のベンチマークの定番 CrystalDiskMarkでテストしてみました。

PCIe® 3.0対応 S社 1TB
シーケンシャルリード3200MB/s シーケンシャルライト2800MB/s

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PCIe® 3.0対応 S社 1TB

PCIe® 4.0対応 A社 2TB
シーケンシャルリード5000MB/s シーケンシャルライト4200MB/s

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PCIe® 4.0対応 A社 2TB

PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB
PCIe® 5.0使用時シーケンシャルリード10000MB/s シーケンシャルライト8200MB/s

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PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB

PCIe® 3.0対応 S社 1TBは、メーカー公表の数字よりも速度が出ていません。
最近不安定に感じていたので、交換を考えていました。

PCIe® 4.0対応 A社 2TBは、メーカー公表の速度がしっかり出ています。
動作も安定していて、使っていてもとくに不満なく使えています。

PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TBは、PCIe® 4.0での速度上限にあたっています。
PCがPCIe® 5.0に対応していなくても、PCIe® 4.0の速度を最大限生かせるのがわかりました。

ゲームの読み込み速度 FF14ベンチマーク

今度は実際の使用感でわかりやすい、大容量の読み込みが発生するゲームの読み込みで比較してみます。

読み込み速度を測定できるFF14ベンチマークテストで比較します。

テストしたSSDは、PCIe® 4.0対応 A社 2TBと、PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TBです。

PCIe® 4.0対応 A社 2TB
シーケンシャルリード5000MB/s シーケンシャルライト4200MB/s

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PCIe® 4.0対応 A社 2TB

PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB
PCIe® 5.0使用時シーケンシャルリード10000MB/s シーケンシャルライト8200MB/s

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PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB

PCIe® 4.0対応 A社 2TBにくらべ、PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TBのほうが、2.5秒ほど速くなっています。

スコアが下がっているのは、これまで試したところ、FF14ベンチマークテストは同環境ではローディングタイムが早いとスコアが下がるようなので、ここでは気にする必要はありません。

同じPCIe® 4.0でのテストなので、ほとんど差が出ないだろうと思っていたのですが、2.5秒としっかり速度の差がでました。

この後実際に、いろいろなゲームをプレイしましたが、確かに読み込みの待ち時間が前よりも短くなったような気がしています。

もともとが高速なので、体感では大きな差にはなりませんが、KIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズは確かにPCIe® 4.0環境でもその性能を活かせるのが体感できました。

発熱、放熱性能比較

CrystalDiskMarkでベンチマークテスト中の温度を見てみました。

冷却用のヒートシンクなどは付けずに、S社 1TBはそのまま、A社 2TBは付属の金属製のプレート、KIOXIA 2TBはラベルのヒートスプレッダーのみでテストしています。

PCIe® 3.0対応 S社 1TB

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PCIe® 3.0対応 S社 1TB

PCIe® 4.0対応 A社 2TB

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PCIe® 4.0対応 A社 2TB

PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB

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PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB

S社 1TBA社 2TBにはTemperature 2がありますが、KIOXIA 2TBにはありません。

これはメモリーチップではなくコントローラーの温度センサーだと思うのですが、KIOXIA 2TBにはなかったです。

Temperature 1で比較シーケンシャルライト最大温度
PCIe® 3.0対応 S社 1TB3121.6548.0℃
PCIe® 4.0対応 A社 2TB4358.9874.0℃
PCIe® 5.0対応 4.0動作 KIOXIA 2TB6825.1759.0℃

メモリーチップの最大温度だけをみても、明らかにKIOXIA 2TBは発熱が少なく放熱性能が高いことがわかると思います。

速度がほかよりも高く、ベンチマーク中でありながら60℃を超えないのはかなり優秀だと思います。

こちらは、とくに重い処理をしていない、ブラウザを開いて動画を再生している程度の状態での温度比較です。

同じPCIe® 4.0で動作しているA社 2TBと比べてもKIOXIA 2TBはかなり温度が低い状態です。

発熱があって対応が必要とされ専用の大型のヒートシンクなどが売られているNVMeSSDですが、KIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズはメーカーで付けられているラベルのヒートスプレッダーで十分な放熱性能があるのがわかり、またこれくらいのヒートスプレッダーで放熱できるくらいの発熱の少なさというのがわかりました。

KIOXIA EXCERIA PLUS G4の省エネ設計について

わたくしの環境ではSSDの消費電力を測定できないので、消費電力の比較は出来ませんが、先に比較した温度比較から十分KIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズのエネルギー効率の良さが感じられると思います。

エネルギーは、動作に使えなかった分が熱になります。

つまり、処理速度が速く発熱が少ないというのはエネルギー効率がいいということです。

こういったことから、温度を比較しただけでもラベル付属のヒートスプレッダーで十分放熱できるくらい発熱の少ないKIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズはエネルギー効率が良いというのがわかりました。

KIOXIA SSD UTILITY

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SSD Utility マネージメントソフトウェア | KIOXIA - Japan (日本語)

KIOXIAはメーカーでSSDの監視ソフトを配布してくれています。

SSDの容量の状態や、温度、健康状態を監視してくれます。

もちろんこれをインストールしなくてもSSDは使えますが、「あれ動作がおかしい?」と感じたときにこれを見てSSD状態を確認できます。

もちろんCrystalDiskInfoなどの総合的なストレージ監視をするソフトはありますが、メーカーでこういったソフトを配布してくれているのはパソコンにあまり詳しい人でなくても安心して使えると思います。

KIOXIA SSD-CK2.0N5PLG4NをPCIe® 4.0環境で使ってみた総評

今回、ご依頼をいただきKIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズの2TBモデル、SSD-CK2.0N5PLG4Nをテストさせていただきましたが、わたくしのPCIe® 4.0環境でも十分な性能が発揮できました。

今後システムのアップグレードでPCIe® 5.0に対応しても使っていけるので、わたくしと同じ現状PCIe® 4.0環境だけど、もう少し速度が早く、発熱の少ないNVMeSSDを探している方にはKIOXIA EXCERIA PLUS G4シリーズをおすすめしたいと思いました。

もちろんPCIe® 5.0環境で使っている方も、発熱の少ないSSDを探している方にはぜひ試していただきたいSSDです。

ということで、KIOXIAのEXCERIA PLUS G4シリーズの2TBモデル、SSD-CK2.0N5PLG4Nを実際に動作テストして紹介してみました。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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