何度か紹介している激安ギター、EARTヘッドレスギター。
過去記事:EARTの激安ヘッドレスギターの詳しい仕様と使ってみた感想。ストランドバーグとの違いとブリッジの調整方法
フラットなサウンドはいいのですが、個人的にツヤ感が欲しいと思いピックアップを交換してみることにしました。
手持ちにDimarzioのピックアップが余っていたので、それに交換しました。
結果的には大成功でした。詳しい交換方法というよりは、注意点や、個人的な感想を書いてみます。
EARTヘッドレスギターについているピックアップは?
とりあえず、今ついているピックアップを取り外してみました。
まずフロントを外してみると、ピックアップの高さを上げるために固めのスポンジが張られていました。
ピックアップの裏面には57+Classicという文字があります。
おそらくGibsonの57 Classic Plusというピックアップから名前を取っていると思いますが、サウンドは違う感じがします。
フロント・リア両方外してみたのですが、表記は同じでしたが、配線位置がフロントとリアでは違う設計になっていました。
赤いF/Rの文字は外したときに裏面でわかりやすいように自分で書いたものです。
ポールピースの位置で解かるのですが。いちおう。
Dimarzio(ディマジオ)DP103、DP223、PAF 36th Anniversaryに交換
今回交換するのはDimarzioのPAF 36th Anniversaryです。
これは以前使っていたギターにつけていて気に入っていたピックアップです。
多少のサビがありますが、交換するために前のギターから取り外してきました。
ディマジオのピックアップは、ポールピースの感覚が狭い、主にレスポールなどの弦間隔にあったノーマルモデルと別に、Fスペースというポールピースの間隔が広いストラト等にあうモデルがあります。
写真にあるようにピックアップ裏面の刻印に「F」とあるのでFスペースです。
このPAF 36th Anniversaryはフロント用とリア用で特性が違います。
ディマジオ公式ページによると。
Dimarzio ディマジオ公式ホームページ
https://www.dimarzio-jp.com/
PAF 36TH ANNIVERSARY [DP103] フロント用
Output 250
Bass 5.5
Mid 6.0
Treble 5.5
PAF 36TH ANNIVERSARY [DP223] リア用
Output: 285
Bass: 6.0
Mid: 6.5
Treble: 5.0
またピックアップを交換する際の配線で気をつけることがあります。
メーカーによって配線の色が違うので注意が必要です。
Dimarzioの配線は
赤 → コイル1 → 黒
白 → コイル2 → 緑
アース線
となっています。
もともと付いているピックアップと違う場合があるので、気をつけましょう。
配線参考サイト
http://35guitar.g.dgdg.jp/circuit/hb.html
EARTヘッドレスギターのピックアップをディマジオに交換した結果
見た目がカバードタイプじゃなくなったので、変わりましたが、それよりもサウンド面でやはり大きく変わりました。
出力は通常のピックアップよりも多少弱くなりましたが、求めていたツヤ感や倍音の心地よさが出たように感じて満足しています。
ただ、もともと付いていたピックアップを持ち上げるスポンジの高さが足りずリアの高さが適正で無いので、そこは改善しておきます。
とにかく、ピッキングが楽しくなったので良かったです。
Dimarzioのホームページに、PICKUP PICKERというサービスがあり、ギターの使用や好みに合わせて合いそうなピックアップを選んでくれるサービスが利用できるのでやってみると楽しいですよ。
PICKUP PICKER
https://www.dimarzio.com/pickup-picker
それではまた次の記事でお会いしましょう^^
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