はじめましての方ははじめまして。
当ブログ管理人のDAsanと申します。
以前にテイルズオブヴェスペリアの感想を書きましたが、それ以来のテイルズシリーズである、テイルズオブアライズを全実績クリアまで遊んだので、その感想を書いてみたいと思います。
Tales of Arise
プレイ時間:76.1時間
総合評価:
テイルズオブアライズってどんなゲーム?
以前に感想を書いた、テイルズオブヴェスペリアと同様のテイルズシリーズで、2021年に発売されたタイトルです。
比較的最近販売され、PS5に対応ということもあり、これまでにくらべ大幅にグラフィックの向上を感じられる作品です。
テイルズシリーズの特徴でもある、有名アーティストによるタイアップ曲もあり、
アニメーションによるムービーもあり、
キャラクター達が会話をするスキットあり、
これまでにテイルズシリーズを遊んでいた人にとっては、テイルズらしく、グラフィックがキレイになった作品だと思います。
テイルズオブアライズを遊んで見る
テイルズオブアライズをプレイしていて感じたとは、グラフィックの良さです。
めちゃくちゃハイグラフィックというわけではなく、テイルズシリーズらしい、アニメ調と調和するような感じで、リアル寄りというよりも、ファンタジーに寄せた美しさを感じます。
リアル寄りでないということもあり、PCでプレイしていてわたくしDAsanが使用しているGTX1070で、終始60%程度の稼働でプレイできていたので、軽く動作するようになっています。
テイルズオブヴェスペリアで感じた、ストーリー進行上のストレスは、テイルズオブアライズでは大幅に解消されているように感じました。
例えば、テイルズシリーズ定番のスキットのテキストも、テイルズオブヴェスペリアではキャラクターが会話し終わるまで待たないといけませんでしたが、テイルズオブアライズでは自分のペースで読み飛ばすことが出来るので、それほどストレスを感じませんでした。
例えスキットを見逃しても、キャンプでいつでも見返すことが出来て、快適になりました。
それにより、ストーリー進行の邪魔をするようなことは、かなり減ったように感じました。
たまに、空気を読まないスキットが入ることはありましたが、それをテイルズシリーズらしいと受け入れられればいいのかな、という感じですね。
また、マップからファストトラベルが出来るようになり、アイテム収集や、サブクエストの攻略での移動がかなり楽になりました。
これも快適にプレイできる大きな改変だと思いました。
RPGで重要な先頭も、最後まで飽きずに楽しめました。
各キャラクターのブーストアタックを、敵モンスターの動きに合わせて使用してスタンを取ることが出来るので、キャラクターで攻撃しながら、仲間のブーストゲージを見ながら、敵の動きに合わせて立ち回る感覚にやりごたえを感じました。
難しいように感じますが、チュートリアルがあるので、それをしっかりやっていけば少しずつ慣れると思います。
そうやって攻撃して、フェイタルストライクでフィニッシュするのは、とても爽快感があります。
テイルズオブアライズはシステム面ではとてもプレイしやすく、やりがいのあるゲームだと感じました。
テイルズオブアライズを全実績クリアまでプレイした感想
テイルズオブアライズのストーリーとデザインについて
ストーリーについては、基本的には奴隷の立場から開放求めて立ち上がり、それをしていく過程でどんどんスケールが大きくなっていくのですが、序盤はストーリーと設定がしっかり整合性があってじっくりテイルズオブアライズの世界を知っていく感覚があるのですが、いっきにスケールがひろくなった途端に細かい設定が曖昧になり、だんだんストーリーを楽しめなくなりました。
そして「ファンタジーだし」こんな感じでいいでしょ。というとりあえずハッピーエンドなエンドロールを見せられて、60時間くらいプレイして到達したエンドロールがまったく感動できませんでした。
これは、テイルズオブヴェスペリアでも感じたんですが、終盤になるに連れて設定とストーリーの整合性があいまいになり、「ファンタジーだからヨシ!」という感覚が、テイルズオブアライズでも感じました。
それだけ技術があり、観測しているデータがあって、そういう事する?
ということがたくさんあり、それはマップデザインとかもおよんでして、とりあえず派手な壁のアセットを並べている感じで、社会的な技術や合理性がどんどん見えない感じになって、薄っぺらさを感じていきます。
各国の奴隷制を開放していく中でも、それぞれの奴隷の生活水準というのがあまりにちがい、初めは地べたに石枕で生活しているが当たり前のような国から、次の国は中世ヨーロッパのような生活感と、それぞれ違っていて、それは奴隷が交易や行き来が出来なかったから成り立っていたのは、わかるのですが、ストーリーをすすめて、開放を進めていく中で、開放された互いの国の奴隷の交易が始まったという描写があったにも関わらず、その後に生活環境が変わっている様子もないのは違和感がありました。
今どきのファンタジーもののアニメやゲームでも、ファンタジーとはいえ、その世界なりの社会性や文化が細かく描かれていて、それに合わせた設定やデザインをされているのを見ていて、このテイルズシリーズという有名でお金のかかった作品が昭和の作品の様ななんでもありの設定というのは、かなり大きな違和感を感じます。
テイルズオブアライズの音の使い方について
テイルズオブヴェスペリアでもそう感じたのですが、音楽自体は一つ一つがとても素晴らしいのですが、使い方や音の入り方の唐突さがファミコン時代と変わってない感じがあります。
重苦しい状態なのに、キャンプで寝ると爽やかなSEが当たり前に流れたり、音量設定があっているのかわからない料理のSEなど、音に関する部分が適当に感じました。
ストーリーや、設定、デザインに合わせてそのシーン、プレイヤーの状態に合わせた音の入り方をするのが、現代のゲームのサウンド設定だと思っているのですが、
最新の迫力がある音楽と、SEを使っているのにもかかわらず、その使い方がファミコン時代と同じというのはとても違和感を感じました。
テイルズオブアライズの感想まとめ。
テイルズオブアライズはグラフィックとゲーム性はJRPGとして、とても素晴らしい。でも。
日本のRPGを代表するドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、
また、以前プレイしたニーアオートマタは、ぜひプレイしてほしいゲームとしておすすめできますが、テイルズシリーズは、おすすめしたいゲームには入りません。
「まぁやらなくてもいいけど、」という感じにどうしてもなっちゃいます。
それを日本のRPGの代表作品とするなら、ストーリーや設定、音楽の使い方をもう少しなんとかしてくれればなぁというのが正直な感想です。
それではまた次回のレビューでお会いしましょう^^
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