最近話題になっているSNS Clubhouseですが、どういうものだろうと調べてみました。
残念ながら招待されていないので使えないですが、内容を見て思ったことがあったので、Clubhouseについて思ったことを書いてみると同時に、すでにオワコンと言われているTwitterに影響あるのか?そしてこれから求められるSNSってどういったものなのかを考えたので描いてみたいと思います。
結論から言うとClubhouseには魅力を感じてません。
ClubhouseってどういうSNSなのか?
Clubhouseは文字ではなく、音声でのみコミュニケーションをとることが出来る場所です。
フォローしたり、フォローされたりで繋がります。
コメントやいいね機能はありません。
音声は録音できないようです。
そして現在は招待制で、すでにClubhouseを使っている人に招待されないと利用できません。
使い方としては、おしゃべりする部屋を作って、そこに話したい人や、聞きたいだけの人が集まって話ができるというものです。
不特定多数でグループ通話が出来る。そしてフォローで繋がれるサービスと言った感じです。
Clubhouseで出来ることって新しいのか?
この不特定多数とグループ通話の機能って全く新しいわけではありません。
パソコンでゲームをしたりしている若者だったら、
「なにそれ今更?Discordでいいじゃん」
って思うでしょう。
そうです。すでにDiscordという競技シーンでも使われている、極めてレスポンスのいいネット通話サービスがあり、PCゲームをやっている人にとっては当たり前のサービスとして定着しています。
また、LINEでもOpenchat機能で同じことが出来るようになっています。
なので、サービスとして音声に限定しているだけで、新しいサービスではありません。
Discord https://discord.com/
LINE Openchat https://guide.line.me/ja/services/openchat.html
Clubhouseはなんで急に話題に上がってきたのか?
これはあくまで憶測です。
すでにDiscordというサービスが利用されていることを知らない、
LINEでOpenchatが出来るのを知らない。
そういう人でメディアに関わる人の目に止まったからだと思ってます。
ファッション業界の「今年の流行色」※のような効果で広まっていたんじゃないかと思ってます。
※国際流行色委員会で検索して
招待制で爆発的に認知度を得るには、メディアにより認知され、それをまた別のメディアが取り上げるサイクルで流行っているように見えてきますから。
まぁこの記事もその一部のようなものですが。
「メディアでよく見るから流行ってるのかな」
そういう流れでClubhouseが話題になったんだと思います。
Clubhouseは招待制だから安心・安全?
Clubhouseのユーザーは割と高齢層と言われています。
それはビジネス書を読んでいる層のようにインフルエンサーから何かを直接得られると思って利用しているからだと思っています。
また、若い世代では当たり前のようにTiktokが使われています。
中国発信のサービスだったり、サイバーセキュリティ法といったものにとらわれずにエンターテイメントとして楽しんでいますが、そういったことに心配する世代の人たちにとっては、Clubhouseは現在は完全招待制なので、選ばれた人しか使っておらず、Twitterのように匿名でなんでもいいたい放題な場所ではないための安心感があるからだと思っています。
ですが、Clubhouseの招待制は長く続かないと思っています。
招待制で使える人が限られるとなると、それを利用する人も出てきます。
これは、この記事を書いてる時点でのヤフオクで「Clubhouse 招待」で検索したものです。
54件ヒットしました。
当然このようにこういったことは起こります。
現在ClubhouseはiOSのみ対応なのですが、複数AppleIDを持っている人は自分のお互いのAppleIDでログインした端末で招待し合えば招待枠は増えるので、これからどんどんこういった事は増えると思われます。
もちろん運営は予想していたと思いますし、対応すると思いますが、その方法として手っ取り早い招待制をやめてオープンにする方法を取ると思います。
こういったヤフオクのような世界中の個人間売買できるサービスに対して削除依頼をしたり、SNSでの個人間の売買を監視するのはコストがかかるだけで無駄なので、Clubhouseをオープンにするようになると思います。
そうなったらTwitterと同様にアカウントが乱立してネットリテラシーが無いと目的の情報を見つけられなくなるようなSNSになるように思います。
ClubhouseはTwitterにとってかわるか?
それはありえないと思ってます。
Clubhouseでのコミュニケーションに参加するにはしゃべる必要があります。
恥ずかしがり屋の日本人にとっては気軽に会話に参加するにはハードルが高いように思います。
Twitterであれば文字をつぶやくだけです。
自分をフォローか、リストに入れている人じゃないと基本的には見れません。
Twitterは特定のヘイトや性的表現でない限りどうでもいい言葉も当たり前に発信できます。
そういった気軽さの面でTwitterはあり続けると思います。
Twitterは2ch化すると言った話をどっかで聞いたような気がします。
また2chは便所の落書きといった話もあります。
特定の人の発信する情報を見たい、特定の人と文字でやり取りしたいという用途を除けば、
まぁTwitterは2chのような場所になってきているとは言えます。
これから出てきたら面白いと思うSNS
これは僕が考えたTwitterをモデルにしたSNSです。
本当はTwitterがこうなればいいなぁと思ったのですが、
課金制のSNSです。
課金してポイントに変えてそれを使用します。
1円 = 1P
Twitterで例えると。
・つぶやき … 1P
・リプライ … 相手一人あたり5P
・リツイート … 10P
・引用リツイート … 11P
・閲覧はオープンで無料
このようにマーケティング効果があるものは高くなりますが、基本は安価で利用できます。
そしてこのお金は消費するだけではなく、相手がいる場合、その相手に送られます。
・リプライ … リプライの相手に4P + 運営費1P
・リツイート … リツイート元に9P + 運営費1P
・引用リツイート … リツイート元に9P + つぶやき1P + 運営費1P
こうやってもらったポイントを消費してまたつぶやいたり、他の誰かにリプライしたり出来ます。
プロフィールに「あげたポイント数」「もらったポイント数」が表示されます。
これにより、たくさんポイントを配っている人、たくさんポイントをもらっている人、
もらっているのに配ってない人、配ってばかりでもらえてない人がわかります。
機能だけだったら無料で出来るTwitterでいいと思うますが、
この課金というフィルターがあるだけで、かなりクリーンなSNSになると思っています。
まず初めにポイントに変えるために課金する必要があります。
そこがかなり大きい要素だと思います。
こういう事にお金を払うことに抵抗がある人って、未だにネット銀行を使ってなかったり、ネットショップで買うの心配とか、クレジット情報登録したくないとかそういう人たちが多いと思うので、そういった人がこのハードルで入ってこれません。
わからない点は、僕はあまり愚痴を言いたいと思わないので、愚痴を目的に使いたい人がどれくらいいるかが読めないのですが、
だって悪口を言うだけで1円ならつぶやくでしょうけど、それを10円をその相手にあげて拡散しますか?
また、リプライで悪口を相手に言うだけで5円相手にあげたいですか?
そこがわからないですが、「あげたポイント数」「もらったポイント数」を見たらその人のことがわかるからいいかなぁと思ってます。
そして、この相手にリプライで送る時に追加で任意のポイント数を上乗せして投げ銭のようなことができれば、ギフトのように出来ていいと思います。
また、集まったポイントをAmazonギフトなどに交換できればいいのですが、法的にどういう扱いになるかわからないので、そこらへんは専門家の方におまかせすます。
こういった言ってしまえば昔の課金制出会い系掲示板のようなものはいいんじゃないかと思ってます。
このアイデアはこのブログで僕が書いている小説の異世界のSNSをどうしようか考えたときに思いついたことです。
いずれ登場するかもしれません。
このSNSを実現させたいお金持ちの方がいたらアイデアは出せますので言ってください(笑)
【小説】転生した異世界がファンタジーじゃない 001. 終わりからの始まり
というわけで、Clubhouseの件について思ったことと、思いついたSNSについて書いてみました。
それではまた次の記事でお会いしましょう^^
【ブログ外で投稿主のやってること】
ギターブースター製作 D.A-project
https://daprojecteffector.com/
ニコニコ動画投稿
https://www.nicovideo.jp/user/17005243
Youtube動画投稿
https://www.youtube.com/channel/UCAj8wqPqMZdAxpURAT_rSxg
小説投稿 pixiv
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15570584