はじめましての方ははじめまして。
当ブログ管理人のDAsanと申します。
Steamでやや好評のRPG、軌跡シリーズを引き続き、英雄伝説 閃の軌跡4をクリアして、Steamの全実績解除までプレイしたので、実際にプレイしてみた感想を書いてみたいと思います。
英雄伝説 閃の軌跡4
プレイ時間:153.8時間
総合評価:
英雄伝説 閃の軌跡4ってどういうゲーム?
英雄伝説 閃の軌跡4は、日本ファルコムが2020年に発売した、軌跡シリーズ閃の軌跡の4作目になります。
この作品でリィンが主人公の閃の軌跡は最後となっています。
空の軌跡から、零、碧の軌跡とずっと不穏な動きを見せていた大国、エレボニア帝国の動きに対して遊撃士として、空の軌跡からエステルやヨシュアなど、クロスベル警察特務支援課のロイドやエリィなども積極的に登場してきます。
基本的なシステムはこれまでの閃の軌跡と大きく変わらずに、ここまでプレイしてきていれば問題なく快適にプレイできると思います。
エレボニア帝国が、周辺諸国を巻き込んで行く中で、空の軌跡から、好戦的な一面を見せていたエレボニア帝国の呪いとは何なのか、それをどう解決するのか、これまでの軌跡シリーズのキャラクター総動員で立ち向かう。
そういった作品です。
閃の軌跡を1から4までプレイした感想
きっかけは、軌跡シリーズをしばらくやっていなかったから、閃の軌跡をプレイしてみようかな。
という割と軽い気持ちでプレイし始めました。
リィンという若者の等身大の目線の学園生活と、トールズ士官学院の活動の中で少しずつ見えてくるエレボニア帝国という大きな動き。
学生らしい生活を送りながらも世界が大きく動こうとしていて、だんだんそれに巻き込まれていく。
そういったお話がとてもおもしろかったと思います。
閃の軌跡を2までプレイし、エンディングを見たところで、これから過去作品のキャラクターが多く出てくるというのがわかったので、これを機に、軌跡シリーズを空の軌跡からやり直そうということになりました。
空の軌跡は、発売当時に一度プレイしていたのですが、流石に古い作品ということもあって、お話の内容をほとんど覚えていましせんでした。
空の軌跡を思い出しながらプレイし、零の軌跡、碧の軌跡とプレイして、そしてさらに、アニメの閃の軌跡Northern Worを見てから改めて閃の軌跡をプレイしました。
空の軌跡から一気に通してプレイしたこともあって、過去作のキャラクターとの出会いや、繋がりが見えるととても嬉しかったです。
また、ハーメルで起きたこと、クロスベル自治州併合時に起きたこと、空、零、碧の軌跡から続いて登場するキャラクターのその後などが、色んなところで見られて軌跡シリーズを追ってきた人なら嬉しいイベントがたくさんあり、回収されたのはとても良かったと思います。
ただ残念だったところは、閃の軌跡から3Dキャラクターになったのですが、
その3Dアニメーションに迫力が無いということです。
閃の軌跡も2013年発売と比較的古い作品ではあるので、仕方が無いと思っていて、だんだん良くなることを期待していたのですが、閃の軌跡4までやって、確かにグラフィックはかなり向上して良くなりましたが、3Dアニメーションは相変わらず迫力がなかったと思います。
全体的にテンポ感が遅く、重要なイベントシーンでも物語に引き込まれる感覚よりも、テンポ感の悪い3Dアニメーションが気になって、見てられないイベントシーンが多々ありました。
また登場キャラクターが多いこともあってか、一つのことに全員話させないといけないのかと思うくらいにいちいち全員喋らせるので、ストレスを感じることも多々ありました。
見て楽しむものなので、だめなアニメの説明セリフでなく、演出で見せてほしいですね。
キャラクターや関係性を見るのが好きな人は嬉しいのかもしれませんが、ゲーム性、ストーリー性を見ている自分としては、見てられない部分が閃の軌跡はとても多かったと感じました。
まぁ、好感度があり恋愛要素があるので、そういうのが好きな人にとっては嬉しい部分かもしれませんが、純粋にRPGが好きな人にとってはただのお使いクエストで見てらんないイベントを見せられるのも苦痛でした。
軌跡シリーズを通して、国としての判断や、それによっての社会への影響など、政治と社会をわりとちゃんとやっている珍しいRPGだと思っていました。
クロスベル自治州という、大国に挟まれた緩衝地帯の問題だったり、エレボニア帝国の中でも、人としての判断や、組織としての判断、政治としての判断が複雑に絡まり合ってストーリーを作っているのが絶妙にリアルで楽しんでいました。
しかし、エレボニア帝国の呪いと言われている物が諸悪の根源であると明言されてから、エレボニア帝国の政治が放棄されて、「戦争をするため」であり、それは「呪いのせい」という、勧善懲悪的な動きしかなくなり、敵対するキャラクター全員が「悪いのはわかってるけどやらないといけないし、それを君たちがなんとかできるか試すために敵対します」っていうことを何回も何回もやってきて、うんざりしました。
軌跡シリーズを追ってきていたら、これまでの作品からのつながりが見えて楽しめる部分がたくさんありますが、閃の軌跡のお話しとしては、動きとしてはわからなくもないけど、尺の都合で無理やり終わらせた感があったようにおもいます。
ただ、ゲームとしてはどんどん洗練されてプレイしやすくなっていて2週で全実績解除出来たので、それについては良かったと思います。
閃の軌跡の次は創の軌跡
閃の軌跡の最後で、このゼムリア大陸の外の世界の話が出てきました。
それらを見てこうなって欲しくないと思ったことなのですが、
身喰らう蛇は管理者で、ゼムリア大陸が管理対象のシステムみたいな、ゲーム内ゲームみたいなわかりやすいオチにだけはならないで欲しいと思いました。
せっかく、政治とか社会がしっかり描かれているんだから、それを見せてほしいと思っています。
閃の軌跡シリーズの次は、創(はじまり)の軌跡で、時系列としても続きの作品のようですが、軌跡シリーズは一旦お休みして、他に積んでいるゲームがあるので、それをやろうと思います。
でも、軌跡シリーズは気になる作品なので、必ず続きをやってまたレビューを書こうと思います。
それではまた次回のレビューでお会いしましょう^^
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