[☆4] LIVE A LIVE ライブアライブをクリアまでプレイした感想

Steamで非常に好評のRPG、LIVE A LIVE ライブアライブをクリアまでプレイしたので、実際にプレイしてみた感想を書いてみたいと思います。

LIVE A LIVE ライブアライブってどんなゲーム？

LIVE A LIVE ライブアライブは、もともと1994年にスクエアから発売されたスーパーファミコン用のRPGでした。

2022年にHD-2Dでリメイクされて改めて発売されたことで話題になっていたゲームです。

ゲームを始めると「原始」「幕末」「西部」「現代」「近未来」「SF」からストーリーを選び、それぞれのショートストーリをプレイしていくオムニバス形式になっています。

戦闘は共通でターン制のコマンドバトルになっています。

それぞれのストーリーを進めることで、新しいお話が開放されて進んでいくシステムになっています。

HD-2Dにより美しいグラフィックでありながら、昔懐かしいシンプルなゲームスタイルのRPGです。

LIVE A LIVE ライブアライブをクリアまでプレイした感想

LIVE A LIVE ライブアライブを一通りのストーリーをすべてクリアした感想ですが、

もともとの1994年に発売されていたLIVE A LIVE ライブアライブはプレイしていませんでした。

しかしこれまで、色んな人からおすすめのゲームとして勧められてはいました。

そんな中で2022年にリメイクされて、これを機会にいつかやってみたいと思って楽しみにしていました。

実際にプレイしてみると、確かにあの頃のゲームとしては斬新でこれを多感な時期にプレイしていたら神ゲーとして印象深く残る作品になっていたんだと思います。

それくらいとても面白い展開があるストーリーだと感じました。

ただ、こういった過去の作品を経て、現在の様々なゲームをプレイしている今の視点でだと、正直かなり物足りなく感じました。

序盤のストーリーは、それぞれの世界観のベースとなった昔の映画などのパロディになっているのですが、とくにひねりもなくベタな展開なので、あるていどすすめて物語が動き出すまで、「どうしよう。面白くなるのかな？」って思って、止めたくなるくらいの時間がありました。

このあたりは、今のコンテンツのネタの感覚と、テンポ感の遅さを感じるので、今のゲームをたくさん遊んでいる人に勧めても、諦めちゃいそうな感じもしました。

物語が動き出してからは、当時としては斬新な物語の展開になっていると思うのですが、今どきのゲームをプレイしていると、今では色んな作品で見られる展開なので、「当時としては斬新だったんだろうな」にとどまり、びっくりするほどのものではありませんでした。

そういった作品の原典としてこうしてリメイクされてまた発売されたことは、当時のファンの方は嬉しいと思いますし、いつでもプレイできるようになったことはとても良かったと思います。

あらゆるお話が色んな視点で交差するストーリーの原典を知る意味としてプレイしてみる価値はあると思います。

ただ、今どきのゲームをたくさんプレイしている人に「斬新なストーリー」としておすすめはちょっと出来ないと感じました。

あまりゲームをプレイしていない、あまりコンテンツを知らない人なら遊びやすいし、いろんなお話が遊べるという意味では楽しめるゲームだと思ったので、☆4としました。

LIVE A LIVE ライブアライブは原作ファンと原典を知りたい人向けのゲーム

ずっとプレイできてなかったLIVE A LIVE ライブアライブがHD-2Dによりリメイクされて美しいグラフィックでプレイできたことはとても良かったと思っています。

ただ期待しすぎていたことと、このところコマンドバトルのゲームをずっとプレイしていたのもあって、Aボタンポチポチ戦闘に飽き飽きしていたのもあって、期待を超えることはなかったですが、たしかにこれを1994年当時に遊んでいたら驚くストーリー展開の神ゲーだと記憶に残り、大人になって「リメイクしてほしい」と思っていただろうと感じられました。

プレイ時間が32時間程度で、すべてのストーリーをクリアできたので、今どきのフルプライズのゲームとしてはボリュームが足りないとも感じています。

ただ、Steamで度々セールで購入できたので、セール価格であればまぁその価値はあるかなという感じです。