[☆4] リディー＆スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～ DXをクリアまでプレイした感想

Steamで非常に好評のRPG、リディー＆スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～ DXをクリアまでプレイしたので、実際にプレイしてみた感想を書いてみたいと思います。

リディー＆スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～ DXってどんなゲーム？

リディー＆スールのアトリエは2018年に発売された、アトリエシリーズの中の不思議シリーズの3作目のゲームです。

後にDLCなどを含めて、リディー＆スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～ DXとして2021年に改めて発売されています。

リディー＆スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～ DXのサブタイトルにあるように、いろいろな絵画の世界を冒険することができます。

不思議シリーズのこれまでのように、普通に探索用のマップはあるのですが、それ以外に絵画の世界も探索できて、素材を集めたりイベントを進めたり出来ます。

絵画の世界では、マップのデザインやエフェクトが絵画調になっています。

アトリエシリーズの特徴である錬金術は、不思議シリーズ共通のパズル形式になっていて、リディー＆スールのアトリエでは、触媒や活性化アイテムなどにより、かなり自由度が増えています。

戦闘は、これまで通りターン制バトルになっていますが、リディー＆スールのアトリエでは、前衛3人、後衛3人の6人でバトルメンバーを組めて、前衛後衛のペアで交代したり、コンビネーションアーツを使えたりします。

また、バトル中に持っているアイテムや素材を使用してバトルミックスという特殊な調合も出来るようになっています。

不思議シリーズ過去作のソフィーやフィリスも登場してきて、不思議シリーズの集大成のような作品になっています。

リディー＆スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～ DXをクリアまでプレイした感想

リディー＆スールのアトリエをクリアまでプレイしましたが、

これまでの不思議シリーズの感想は、あまり自分に合わない感じだったのですが、リディー＆スールのアトリエでは、過去作のよくないと感じた部分がかなり解消されていて、とても遊びやすくなっているように感じました。

基本的なストーリー進行は、やることメモでいつでも確認が出来るので、迷うことはほとんど無いと思います。

各キャラクターのイベントなどもマップに「！」の表示がされるので、とてもわかり易く、イベントを逃すことなく進めることが出来ます。

また、DXではDLCを含んでいるのもあって、通常イベントにDLCも加えられているのですが、DLCとの区別がつかないので、一通りイベントを消化して進めたい人にとってはその点については分かりづらくなっていると感じました。

リディー＆スールのアトリエはマルチエンディングになっていました。

いくつかのエンディングは回収できましたが、全部回収するにはしっかりやり込まないと行けないようで、周回プレイが必要になるようです。

リディー＆スールのアトリエは不思議シリーズの集大成のような作品

リディー＆スールのアトリエは、不思議シリーズの集大成のような作品でした。

これまでのキャラクターのその後のお話が描かれていて、実際にパーティに組み込んで遊べたり、

錬金術のシステムや、バトルシステムなどの様々な部分がしっかりブラッシュアップされてとても遊びやすくなっていました。

不思議シリーズを通して感じたことは、錬金術のシステムってかなり複雑で普通のRPGの感覚では理解できないくらい、ある程度の理解力や思考力が必要なものなのですが、

そういった錬金術を理解して楽しめるような人にとって、ストーリーは極めて子供向けになっていて、おとなも楽しめるかというとあまりに浅いように思っていました。

キャラクターの年齢に合わせた等身大の物語という点では、不思議なことがおこるけど日常系といえるくらいの感じで、ほどよいのかもしれませんが、

錬金術のシステムを理解してプレイできるような人にとっては物足りないストーリーなんじゃないかと思い、システムとストーリーの対象年齢がずれているように感じました。

しかし、リディー＆スールのアトリエは不思議シリーズの集大成のように遊びやすく楽しめる作品だと思ったので、おすすめできる星4としました。

リディー＆スールのアトリエはエンディング回収のために2周目プレイしようか悩むくらいにはおすすめのゲームです。