[☆3]ニーアレプリカントをプレイした感想NieR Replicant™ ver.1.22474487139…

以前、ニーアオートマタをプレイして、その前作であるニーアレプリカントが気になったので、現在配信中のNieR Replicant™ ver.1.22474487139…というリメイク版を一通りプレイしてみました。

ニーアオートマタとニーアレプリカントを比較しつつ、ニーアレプリカントをプレイした感想を書いてみたいと思います。

ニーアレプリカントってどういうゲームなのか？

ニーアレプリカントはゲームジャンルでいうと、ニーアオートマタ同様のアクションRPGです。

ストーリーとしてはニーアオートマタの数千年前のお話です。

ニーアオートマタのように視点が固定されて、横スクロール、見下ろしなどのアクションにきりかわったりします。

ニーアオートマタに比べると、シューティング要素がかなり少ないアクションよりのRPGという感じです。

敵対するのはマモノとよばれるものです。

マモノを攻撃すると血液のような表現があるので、苦手なひとは注意が必要です。

ニーアオートマタをプレイした人なら見知ったキャラクターや、景色が出てきます。

そういった意味でも、ニーアオートマタをプレイした人にとっては原点を見ることができて楽しめます。

ニーアレプリカントを一通りプレイした感想。

以前プレイしたニーアオートマタは☆5と評価しました。

しかし、ニーアレプリカントは☆3です。

ストーリーについては女の子や子供がひどい状態になっていて、日常を取り戻すために的と戦う。

いわゆるど定番なのですが、あまりにテンプレすぎるのもあって、起こることが想像の範囲内だったので、目新しさを感じませんでした。

また、ニーアオートマタをプレイしたあとということもあって、ニーアレプリカントはものすごく荒削りに感じました。

そして主要な過去のお話がほとんどノベルになっていて、ただ文字を読むだけのイベントが結構あります。

個人的に本を読むのは好きですが、ノベルゲームは嫌いなので、見たかったバックボーンをただの文字で見せられるのもストレスに感じました。

また、とにかく繰り返しが多いというがマンネリを感じました。

感動的なシーンで流れる曲も、どの感動的なシーンでも似たようなタイミングで流れてきます。
さすがに同じもの見せられたら飽きます。

移動もスムーズとはいえず、繰り返し行ったり来たり。
今行ってきた街に、また行かされる。
その必然性があればいいのですが、そういうわけでもない。

お使いゲームは好きな方ですが、それでもストレスを感じました。

そして、ニーアオートマタでもあったエンディング分岐も、基本的には同じことの繰り返しをすることになります。

いわゆる周回という感じで、1週目ではわからなかった視点が見られるようになるのですが、操作キャラクターは同じなので、その必然性が見えない。

ストーリーの都合上見えるようになっているだけで工夫を感じられませんでした。

2周目、3週目は何か知らないけど、見えないものが見えるようになってる。
そんな感じ。

新しいものが見えるのは主要イベントの一部で、あとは同じことを繰り返す必要がある。

そういった、プレイ感覚はかなりストレスを感じました。

Dエンドの最後まで行くと、ニーアオートマタでもあったイベントが待っているのですが、これまでそういったことで主観がブレブレなので、没入感が全然なくなっています。

ニーアレプリカントのプレイ時間はニーアオートマタの倍くらいになっています。それはこういった繰り返しの冗長があってのプレイ時間です。

ただ、良かったこととすれば、ニーアオートマタで過去の情報としてあった物が、映像としてある程度見ることができたということ。

アニメ　ニーアオートマタで出てきたニーアレプリカント要素を楽しめるようになったという点ですかね。

こういったストレスに感じる部分を再構成して完璧なバランスにしたことでニーアオートマタが生まれたんだなと思いました。

そういった意味で、ニーアオートマタは誰もに勧めたい☆5で、ニーアレプリカントは誰もにすすめにくい☆3という評価になりました。

エンディングについては個人的に無理のあるハッピーエンドは嫌いなので、いいんじゃないかと思いました。

プレイを終えて実況動画を見てますが、自分でプレイするよりもストレスがないので感動できますね。

ニーアレプリカントはクソゲーではないが勧めにくい

ニーアレプリカントは細かいことは気にしない、アクションRPGを楽しみたいならいい作品だと思います。

ニーアオートマタのような気持ちでプレイすると、物足りないと思います。

それだけニーアオートマタの完成度がめちゃくちゃ高かったとも言えますね。